こんにちは、奏良(sora)です(^^)
息子は異性のため、考えていることが母親の私にも分からないことがあります。
高校受験については何度も話をして気持ちを確かめることをしました。
不登校
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ある日、先生から連絡があり、息子が登校していないというのです。
前日は娘とふたりして、風邪をひいて休んでいましたが、
その日はふたりとも回復して登校しているはずでした。
先生の話しでは、娘に会った時に息子の様子を聞いたところ、
娘より先に出ていると知り、これは大変だということで
私に連絡が入ったのでした。
息子は中学2年生頃からあまり学校に行かなくなっていきました。
私は仕事をしているため、子どもたちよりも先に出ることになります。
そのため、登校していないということは後になって知ることなのです。
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母親でありながら
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このくらいの年齢の男子は何を考えているのか
母親には全く分からないことばかりです。
何を聞いても『別に』『分からない』
と、確かな応えは返ってきません。
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高校受験が近づいて
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いよいよ受験となった頃、
どこの学校に行くべきか、いや、入れる学校があるのかと、
大変心配し、迷い、色々調べて先生との三者面談になりました。
公立の高校は全く考えていませんでした。
娘の時も同じように、最初から私立の高校と決めていましたから、
息子にも私立の高校で考えていました。
しかし、息子の場合は、学校に行かないことが多いわけで、
私立の場合も普通に受験しても、
登校日数のことで、不合格になる可能性が高いということでした。
それでも、私立の高校の学校説明会にも行ってみましたが、
息子が馴染めるような学校がありませんでした。
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目から鱗
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ある日、ネットで検索していて見つけた学校がありました。
サポート校と言う、通常の全日制の高校と提携している学校です。
何校かある学校から2つ選択して見学に行きました。
最初に行った学校は、見た目からして普通の学校と同じ校舎でした。
息子はもうひとつの学校に行くのが面倒なようで、
『ここでいい』と言いました。
『ここで』の『で』は諦めの言葉になります。
『ここがいい』の『ここが』にならなければ、
それは『行きたい』ということにはなりません。
私はあまり乗り気でない息子を
半ば無理やりもうひとつの学校に見学に行きました。
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行ってよかった
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見学会では、子どもたちだけの時間があり、
その間、親は別室で待つことになりました。
最初の見学の学校でいいと言っていた息子が、
私が待っている部屋に戻って来て開口一番
『この学校がいい。』と言ったのです。
『で』でなく『が』と言ったのです。
やはり、『で』と言っていた時は諦めがあったのです。
息子は諦めてはいなかった。
自分で本当に行きたいと思える学校に出会えたのだと、
そう思うと嬉しくなりました。
『ここでいいよ。』の言葉の通りにせず、
私こそ諦めなくて良かったと思いました。